空飛ぶ駅寝・・・宇都井駅

 広島駅各ホームの構造が意外に古かったことと関連して広島駅では芸備線のホームがわからずまさかあそこに停まってる長大なディーゼル車じゃあんめぇと勝手に思っていたのがまさにそのディーゼル車だった衝撃と吉田郡山辺りで開けっ放しの列車内が恐ろしい勢いで冷えていく安芸山中の意外な寒さ、そして乗客の話す野趣溢れる広島弁の豪快さたるや驚愕と郷愁と境界を感じさせてとても好ましい。例えるならこの車内あのクロスシートの辺りに飄々と出雲弁で謀略を解く尼子経久と京公家言葉の端々に山口弁が混じったイヤミったらしい大内義隆が同席している中一番最後に現れたまだ甥の陣代やってる若い毛利元就が態度は卑屈なクセに一番ドスの利いた広島弁を喋るようなモノでしょうか?よくわかりませんよこの例え。いずれにせよその状況下普通だったら真っ先に大内義隆をぶん殴ってると思うのに尼子を裏切って大内方に付いた元就の肝腎たるや流石です。

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