2007-01-01から1年間の記事一覧

QUEEN『THE ROYAL COUNTDOWN』

聞いたこともないタイトルのCDをレコード屋で見つけて、PCで聴く。呼んでもいないのにメディアプレーヤーが起動して勝手に世界のどっかと繋がる。そのCDが、メディアプレーヤーでさえも情報を見つけてくることのできないシロモノであることが判ったとき…

あし

きんじょのふろやでさかなにあしをくわれる。きもちよかった。 ちかくをとおりかかったどっかのおばさんが「気持ち悪い」とかいいながらとおりすぎていった。やってもいないのにどおしてきもちわるいとかいうのかよくわかりませんでした。よのなかってふしぎ…

本日の

クリスマスにはやっぱジョイ・ディヴィジョン。 サンタクロースが何故赤い服を着ているのか考えた時、イアン・カーティスの歌声が頭上に響く。

午前中、ベスパで奥多摩〜地元往復、その後仕事

そもそものきっかけは愛車のベスパPX200FL2のミラーが根元から折れてしまったことで、だからといっての車種が壊れ易いと言うかとそう言うことではありませんので悪しからず。まあ、壊れた部分は傷口が更に深くなる前に直せばよいので、それ自身は大したこと…

ヨハネス・フェルメール『牛乳を注ぐ女』

・・・えっ?

『パンズ・ラビリンス』

少女には迷宮。そもそものモチーフは「少女の発展途上期における成長への試練としての冒険(?)」。近い将来、成長した元少女にとって、今や必要でも重要でもないかつての冒険の記憶は必然的に忘却される運命にあり、それを必要とするのは案外少女以外の人々…

『世界を魅了したティファニー 1837−2007』於東京都庭園美術館

形に触れようと手を添えて、覆い、包み隠すようにして触れられているにもかかわらず、更にその掌を包み隠すかのような溢れる光で彩られたダイヤモンド。やはり、そんなモノに観るべきモノは何もない。オードリーがお店の前で朝飯でも食わなければ、こんなブ…

忘年会のくじ引きで、引いた数字が年齢と同じだったのでそのまま帰る。

できればやめてほしいこと

メールに必ず、生まれたばっかの御自身の御子様の御写真を添付して送信すること。

『愛の予感』

全然関係ないけど、舞台になった旅館、良いな。 冒頭、後に「たった二人の出演者」であるこことがわかる男女二人、別々のインタビューから始まる。その中で、別々の、ほぼ正反対の立場で語られる二人の言葉から、この物語のそもそものきっかけが語られる。 …

『おそいひと』

「きもちわりぃ」とか書いたら、無条件にどっかの団体さんとかから差別だとか言われんだろ。別にきもちわりぃのは障碍者が人を殺すからじゃなくて、変なノイズミュージックをバックにモノクロ画面で光線が乱反射するように飛び散った人間の体液の表現が妙に…

エンディングのスタッフロールに流れる「マ」はマ・クベのことです

好きなキャラ。連邦ならカイ、公国ならマ・クベ、小学校に入る前からこんな立派な答え。カイはともかくとしてマ・クベってどうよ。 というように、昔からズレ気味だった自分を再確認、読んでるうちに少し自嘲から鬱になる。テレビ版の訳わかんない「マ」大佐…

『島国根性』『ザザンボ』

またまた渡辺文樹。 写真は会場に貼ってあったポスター。「非常口」の表示灯が上映中も消せないため遮光も兼ねてこんな所に張り付けたのだろうが、単純、記号化された人体の根元的に持つ胡散臭さ(それに気付いて上手く利用したのが「げんれい工房」なのでし…

『腹腹時計』『罵詈雑言』『御巣鷹山』

容易に人の言うことを聞かない性分の私には、なんか合ってしまって結構面白い内容だと思った。けど内容は言わない。見世物をネットで他人に語るのはルール違反でしょう。だまされることを承知で行ってみなさい。 会場の施設に入り、施設の予定表を確認したら…

『FUCK』

まず、誰もが感じるであろう最も心動かされた事、これほどたくさんの「FUCK」が聞けること。 この映画は「FUCK」の歴史とその正しい使用法を実践マニュアル付きで詳しく述べた映画である、と見せかけて800回以上「FUCK」を言わすことによって…

あなたの町に渡辺文樹がやってくる

この人の映画が上映される都市って、ステータス的にどうなんでしょう? 正直、この人の事はよく知らない。ただ、脈絡無く張られたポスターと煽り文句、そのテーマとして取りあげられている材料、ただ者でないと直感する。 で、数少ない友人の中で、更に数少…

『ヒロシマナガサキ』『マッシュルームクラブ』

中学校の時、日本史のテストでこんな問題が出された。「太平洋戦争末期において、アメリカはなぜ日本に原爆を落としたのか?(完全回答10点)」。この問いに、「戦争の早期終結を計るため」と回答すると10点満点をもらえず減点される。正しい模範解答は…

『カルラのリスト』

旧ユーゴスラヴィア国際戦犯法廷にて辣腕を振るう検事達の活躍を、検事長であるカルラ・デル・ポンテを中心に描いたドキュメンタリー映画。 「人道に対する罪」の容疑者として挙げられながら、逃亡、起訴することのできない旧ユーゴ構成国の民族主義者を追う…

近所のゴミ捨て場で

ニューオーダーのライブDVDを拾う。 やっぱ、若い頃のバーナード・サムナーのへたっぴ振りが何ともすがすがしくて良い。時々思い出したかのように入る、私のような楽器のことまるでわからない奴でも呆れるばかりのヘタレな演奏が、まるで中学英語しか話さ…

運転免許に普通二輪の項目が増える。で、思ったこと。

病気が「治った」後、彼が第一にしようと望んだことは、再び自動二輪普通免許を取ることであった。 彼が免許とバイクを失ったきっかけは、その後に続く彼の人生における長い逼塞の原因と理由を同じにする。何故か、医者より処方された数週間分の精神安定剤を…

最近起こった、いくら考えてもよくわからないこと

通販で、バイクのヘルメットを買う。「粗品」と称して5センチほどの犬の置物が付いてきた。ヘルメットは日本製だが、置物は中国製。

久しぶりに実家帰って気付いたこと

地元駅周辺のいろんなマナーが更に悪化していたこと。 通勤、通学、近所の主婦から近くの公園のホームレス、果てはサッカー観戦に来る客にまでターゲットにされて慢性的な万引きに苦しんでいたコンビニがとうとう潰れていたこと。 前回は圏外だったイーモバ…

『いのちの食べかた』

最初に一言。前世、牛でも豚でも鶏でも、とにかく家畜だったという方は観ない方が良いです。観賞の最中に前世のフラッシュバックが起きて卒倒するかもしれませんから。 作中、解説等ナレーションは全く入らない。エンドクレジットすら延々と行われる作業の音…

『ハダカの城〜西宮冷蔵・水谷洋一〜』

おっさんてね、本当はすごく格好良い生き物なんですよ。格好良いといっても外見だけのことではないですよ。おっさん、というか男にしかできないことをやる、できる、からこそ物凄く格好良いんですよね。行動と態度で示せば、外見は後から付いてくる。 この映…

『ヒミコさん』

観てるうちに、頭がだんだん重くなるのを自覚するんですよね。同時に痛くもなってくる。ズキズキズキズキ。それでも、目を離したその一瞬だけでも目まぐるしくシーンとエピソードが動くので目を離すことができない。この映画を観ることによって自分が精神的…

『仙?・センガイ・SENGAI』於出光美術館

せんがいさんがかきかきえがお、ふでとゆびとでしみだすぜん

政治的介入の詳細

忙しいを理由に「文化的活動」をサボりがちになるのはいやだなぁ。「文化の秋」にこれ見よがしに「文化的活動」をするのもいやだなぁ。「文化的活動」という言葉もいやだなぁ。 愛すべき、平凡なる日々よ。

大竹茂夫 (『物語の真っ只中』展より)

美術館へは、なるべく平日に行くことにしている。日曜日、入館するためのみに列を為し、やれやれと入館できたと思えば、お目当ての前にはこれまた黒山の人集り、吐息、人いきれ、そのまま絵画に移るのではないと思われるような化粧と香水の臭い。人の頭越し…

雨男

台風の中、教習。臭いカッパを身につけて、爪先までぐしゃぐしゃに濡れたこれまたくっさいブーツを履いて、大嵐の中ぐるぐるぐるぐる、浅瀬と化したコース内をひたすら回る。築100年のトタン屋根よろしく、雨水は容赦なくじゃじゃ漏れ、体は芯まで冷えて…

『草の乱』

教科書に載るような偉人はこの映画では皆脇役である。弱者の意地、それに沿う様に描かれる、乱の首謀者で唯一難を逃れた井上伝蔵の数奇且つ劇的な運命、そのいずれもが優しく、それこそ「民草の視点」で描こうとすることに重点を置こうとする神山征二郎監督…