2007-11-01から1ヶ月間の記事一覧

『島国根性』『ザザンボ』

またまた渡辺文樹。 写真は会場に貼ってあったポスター。「非常口」の表示灯が上映中も消せないため遮光も兼ねてこんな所に張り付けたのだろうが、単純、記号化された人体の根元的に持つ胡散臭さ(それに気付いて上手く利用したのが「げんれい工房」なのでし…

『腹腹時計』『罵詈雑言』『御巣鷹山』

容易に人の言うことを聞かない性分の私には、なんか合ってしまって結構面白い内容だと思った。けど内容は言わない。見世物をネットで他人に語るのはルール違反でしょう。だまされることを承知で行ってみなさい。 会場の施設に入り、施設の予定表を確認したら…

『FUCK』

まず、誰もが感じるであろう最も心動かされた事、これほどたくさんの「FUCK」が聞けること。 この映画は「FUCK」の歴史とその正しい使用法を実践マニュアル付きで詳しく述べた映画である、と見せかけて800回以上「FUCK」を言わすことによって…

あなたの町に渡辺文樹がやってくる

この人の映画が上映される都市って、ステータス的にどうなんでしょう? 正直、この人の事はよく知らない。ただ、脈絡無く張られたポスターと煽り文句、そのテーマとして取りあげられている材料、ただ者でないと直感する。 で、数少ない友人の中で、更に数少…

『ヒロシマナガサキ』『マッシュルームクラブ』

中学校の時、日本史のテストでこんな問題が出された。「太平洋戦争末期において、アメリカはなぜ日本に原爆を落としたのか?(完全回答10点)」。この問いに、「戦争の早期終結を計るため」と回答すると10点満点をもらえず減点される。正しい模範解答は…

『カルラのリスト』

旧ユーゴスラヴィア国際戦犯法廷にて辣腕を振るう検事達の活躍を、検事長であるカルラ・デル・ポンテを中心に描いたドキュメンタリー映画。 「人道に対する罪」の容疑者として挙げられながら、逃亡、起訴することのできない旧ユーゴ構成国の民族主義者を追う…

近所のゴミ捨て場で

ニューオーダーのライブDVDを拾う。 やっぱ、若い頃のバーナード・サムナーのへたっぴ振りが何ともすがすがしくて良い。時々思い出したかのように入る、私のような楽器のことまるでわからない奴でも呆れるばかりのヘタレな演奏が、まるで中学英語しか話さ…

運転免許に普通二輪の項目が増える。で、思ったこと。

病気が「治った」後、彼が第一にしようと望んだことは、再び自動二輪普通免許を取ることであった。 彼が免許とバイクを失ったきっかけは、その後に続く彼の人生における長い逼塞の原因と理由を同じにする。何故か、医者より処方された数週間分の精神安定剤を…

最近起こった、いくら考えてもよくわからないこと

通販で、バイクのヘルメットを買う。「粗品」と称して5センチほどの犬の置物が付いてきた。ヘルメットは日本製だが、置物は中国製。

久しぶりに実家帰って気付いたこと

地元駅周辺のいろんなマナーが更に悪化していたこと。 通勤、通学、近所の主婦から近くの公園のホームレス、果てはサッカー観戦に来る客にまでターゲットにされて慢性的な万引きに苦しんでいたコンビニがとうとう潰れていたこと。 前回は圏外だったイーモバ…

『いのちの食べかた』

最初に一言。前世、牛でも豚でも鶏でも、とにかく家畜だったという方は観ない方が良いです。観賞の最中に前世のフラッシュバックが起きて卒倒するかもしれませんから。 作中、解説等ナレーションは全く入らない。エンドクレジットすら延々と行われる作業の音…

『ハダカの城〜西宮冷蔵・水谷洋一〜』

おっさんてね、本当はすごく格好良い生き物なんですよ。格好良いといっても外見だけのことではないですよ。おっさん、というか男にしかできないことをやる、できる、からこそ物凄く格好良いんですよね。行動と態度で示せば、外見は後から付いてくる。 この映…

『ヒミコさん』

観てるうちに、頭がだんだん重くなるのを自覚するんですよね。同時に痛くもなってくる。ズキズキズキズキ。それでも、目を離したその一瞬だけでも目まぐるしくシーンとエピソードが動くので目を離すことができない。この映画を観ることによって自分が精神的…

『仙?・センガイ・SENGAI』於出光美術館

せんがいさんがかきかきえがお、ふでとゆびとでしみだすぜん