2008-01-01から1年間の記事一覧

 『WALL・E/ウォーリー』

Daisy, Daisy Give me your answer do I'm half crazy all for the love of you It won't be a stylish marriage・・・♪♪ 以上、『WALL・E/ウォーリー』観て思い出した歌(セリフ?)。はい、ベタベタです。と言うわけで『2001年〜』借りてきて観てます。 …

本年参拝のベスト10

一応、寺社感想が多いブログっぽく 1位 常陸太田市『武生神社』 2位 新宿区『長命地蔵』 3位 大阪市西成区『子安地蔵』 4位 荒川区『石浜神社』 5位 長野市『皆神神社』 6位 渋谷区『宇田川地蔵尊』 7位 松戸市『不動堂』 8位 さいたま市見沼区『神…

本年公開の映画ベスト10

一応、映画感想が多いブログっぽく。 1位 『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』 2位 『ダークナイト』 3位 『ノーカントリー』 4位 『WALL・E/ウォーリー』 5位 『イントゥ・ザ・ワイルド』 6位 『東京残酷警察』 7位 『僕らのミライへ逆回転』 8…

大掃除の合間に、本年最初で最後のご挨拶

えー、本年もあとわずかとなって参りましたが、私事、そもそも一年の垢をそぎ落とす貴重な大晦の時を、毎年のことながら全く生かし切れておりません。掃除をしようにもいつも勝手にPCの電源が入れっぱなしになっているため、雑巾片手に床壁に向かうよりマ…

久しぶりに浅草を歩くと

この界隈、以前は掃いて捨てるほどいたデンパなおっちゃん、本日一名、御機嫌で国際通りを歩く。「近寄るんじゃねぇって、お前ぇの方から近寄ってきたんじゃねえかよ!」「笑うんじゃねぇよ!」。 そのうち歌い出す。「か〜ら〜す なぜわらう〜 そんなにおか…

『トンデモ落語の会恒例 トンデモ暴年会』於浅草木馬亭

出演、立川談之助・滝川鯉朝・三遊亭白鳥・元気いいぞう・快楽亭ブラック。 と、ここで私が最近何で所謂「正当派」落語を聴かずに「トンデモ」落語ばっかり聴くのか考える。別に誰が下手で、誰が名前負けでとかそーいうことで聴かないのでは決して無く、この…

『注文の多い料理店』

同じくポレポレ東中野。岡本忠成が制作途中で亡くなったため川本喜八郎が完成させた遺作とのこと。 宮沢賢治の名作を下敷きにしながらも、不条理の中にコミカルな趣が皮肉への程良いオブラートとして機能している原作と比して、背景の趣・アニメの動きの雰囲…

『おこんじょうるり』

ポレポレ東中野の「桜映画社特集」中「岡本忠成特集」で。またしても人形劇です。岡本忠成と言えばあれです、『NHKみんなのうた』の『メトロポリタン・ミュージアム』です。狙ってるワケではありませんが、またしてもトラウマ(ソング)です。コレを逃すテ…

『愛欲の罠』

ある「組織」の幹部高川(大和屋竺)に雇われる星(荒戸源次郎)は依頼を受ければ沈着冷静、正確無比の腕を誇る殺し屋で雇い主の高川からの依頼に忠実に答えるため日頃の鍛錬を怠らない。依頼成功後に必ず営まれる愛人眉子(絵沢萌子)との濃厚な愛欲は星の唯一と…

その九十 ふじみ野市川崎 『地蔵堂』

ふじみ野市内の旧上福岡側、特に新河岸側に近い地域には地蔵が多い気がする。嘗て栄えた水運の関係で元々数が多かったのか、それとも市中心から離れ住宅化が遅れたことから路傍の地蔵を残す余裕が生じたのか。まあ地蔵が多いこと自体が私の気のせいかも知れ…

『人妻集団暴行致死事件』

昔から農業で生計を立てる人の多かった埼玉県吉川町・三郷町、一方で首都圏近郊の住宅供給地としての一面から、開通したばかりの武蔵野線沿線を中心に建設ラッシュが続き昔ながらの農村風景も変わりつつあった。そんな場所で生まれ育った昭三(古尾谷康雄(雅…

『悶絶!!どんでん返し』

酔った勢いでホステスのアケミ(谷ナオミ)の家に上がり込んだサラリーマンの北山(鶴岡修)だが、そこには彼女の同棲相手の竜二(遠藤征慈)がいた。一気に酔いも醒めて帰ろうとする北山を引き留め、竜二は博打を持ちかける。「俺が負ければこいつを好きにして良…

『死者の書』

私と同年代の方々には、多少なりとも「川本喜八郎トラウマ」はあると思う。心になんの準備もなく手を伸ばしたテレビのスイッチ、その結果突然飛び込んできた人形呂布のソース顔は死ぬまで忘れまい。 で、その川本人形が動き回る「死者の書」。内容ほぼ原作に…

『いのちの作法 沢内「生命行政」を継ぐ者たち』

国の政策により医療・福祉の荒廃が進む中、その逆に医療・福祉を町の中心施策として行政を進め、現在国内でも希に見る福祉・医療の充実を遂げている岩手県西和賀町の現場とその「思想」を紹介する。 日本有数の豪雪地帯にある、言ってしまえば「寒村」にあっ…

中央線でキンカン踏んだオチはない

『昼顔』

カトリーヌ・ドヌーブを観るということは、この映画を観る主目的に違いないのだけど、そのせいなのか、観る度に彼女の登場するお気に入りのシーンが違ってくる。 今回の場合、「牛小屋に縛り付けられた白いドレスを着た彼女が夫とその友人に次々に泥を投げつ…

両眼のない眼、百頭女は秘密を守る

その八十九 川越市古谷本郷 『古尾谷八幡神社』

川越の外れ、荒川の近く、辺りは田んぼと点在する民家。でも、実は有名な神社らしく、夏などは盛大に祭りなどをやっている。年に一度の祭りとまではいかない普段の休日でも、近所の子連れママさん達が多く集まって境内余所者は大変近寄り難い。下手したらそ…

『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』

あっ、しっかりしてる。何がかと言えば、映画の最初の方、「度を過ぎて役になりきる」ロバート・ダウニー・Jr.が全裸でベランダで飲んだくれているシーン。股間と一緒に中指立てた左手にもしっかりとモザイクがかかっている。こいつらマジだ。 あちこちこの…

『ラット・フィンク 〜ボクのビッグ・ダディ〜』

カスタム・カーにハエのたかったネズミ。どちらもそんなに興味はないのですが、この映画を観るまで。別にこの映画を観たからと言ってその両者に興味が湧いたわけではなく、興味が湧いたのはその両者の生みの親"ビッグ・ダディ"ことエド・ロスの人生の方。や…

拾遺 神田明神、だいこく前

その八十八 ふじみ野市富士見台 『慶珍地蔵尊』

上福岡の駅の、ごちゃごちゃした東口から出てまっすぐまっすぐまーっすぐ歩いていく。延々と続く並木道に沿って細長い公園。その向こうにいかにも「再開発でござい」という景色。その「再開発〜」に似合わず、沿道の並木は随分と枝葉生い茂り、植えられて結…

配給待ち

その八十七 狭山市鵜ノ木『第六天神社』

首都圏をだらだらと大回りに回る国道16号線。主要国道の常としての自然の渋滞はともかくとして、途中の車線変更、急なカーブ等路線の不備による渋滞も多い。そんなときこそバイク乗りの特権、その特性をフルに利用して四輪の横を通り抜けていくことこそ正…

『愛のお荷物』

売春禁止法成立前夜の日本、戦後爆発的に増加する人口に対して政府の介入・管理による抑制と、性倫理の健全化を政策に掲げる時の厚生大臣荒木錠三郎(山村聡)。一方では良き夫、良き父親であるところの荒木家では、その円満さとおおらかさを反映してか、まず…

齢 Act2

職場の忘年会、各グループでその場にいない同僚への罵詈雑言が響く中、恒例のくじ引きが行われる。特等の東京ディズニーランドのペア券を独身彼女なしの中年と来年定年のじいさんが見事獲得。衆人ドン引きの中、自分は今年も去年より一つ増えた自分の年齢を…

今月の『旅ば〜ん』

徹夜明けで池袋から東中野まで歩いてきて、そのテンションのままで駅に置いてあった『旅ば〜ん』手に取って見る。目的は勿論松本英子さんの『噂食』というわけで、webでいつでも読めるけどやっぱこうやって紙媒体で見た方が全然味があるな〜とか思いながら。…

『死刑執行人もまた死す(完全版)』

第二次世界大戦最中の1942年のこと、既にドイツ第三帝国の保護領としてナチスの支配下に置かれていたチェコ、その頂点に君臨する総督・ラインハルト・ハイドリヒはその苛烈で冷酷な占領政策から「死刑執行人」と恐れられている。ドイツ人達が「頑固者」…

『抱擁』

クリスマスイヴに沸く都会の雑踏の中に、雪子(山口淑子)は忘れられない彼の姿を見る。彼とは恋人だった営林技師の伸吉(三船敏郎)のこと。かつて雪山の山小屋で行き倒れになっていた彼女と恋に落ちた伸吉は、彼女の好きな黒百合を摘むため山に入って雪崩に巻…

その八十六 坂東市岩井 『国王神社』

近くを通った際には大体寄らせていただいてる、バイクの免許も車の免許も取る前から通わせていただいている、そのころはここらの地名はまだ岩井市でした。何が言いたいのかというと自分史的にそれほど多く通っているこのお社は、おこがましくも他人様の気が…