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「どうせあれだろ、あんた松本英子さんの大ファンだから一も二もなく諸手を挙げて大絶賛する感想だろ」。その通りです。悪いかよ。 時々松本英子先生は謎めいて見える。「まる顔の、額に『松』の字の、時々邪悪な目付きの人物」が先生の姿。厳密に「似顔絵」の…
ヒトとは不思議な生き物で、元々何か別の目的あって始めた事柄そのものが目的となり、更にその事柄を為すための手段が目的となり、手段の手段が目的となり・・・と果てしなくそのある事柄に付随する諸事象を目的に置換して更に尚、目的を探し続ける。恐らく…
鈴木清順作大正三部作を見ているうちに読みたくなる(『ツィゴイネルワイゼン』中に一部挿入されたエピソードがあり)。 さて、題名の「山高帽子」とは本作に限っていえば「キチガイ」の象徴で、本作主人公(?)の青地先生がお座敷で呼んだ芸妓が別のお座敷でお…
毎週のモーニングには『誰も寝てはならぬ(サラ イネス)』『とりぱん(とりのなん子)』『エレキング(大橋ツヨシ)』『ポテン生活(木下晋也)』『かみにえともじ(本谷有希子&榎本俊二)』『ひとりごはんの背中(能町みね子)』『35才のハローワーク(梅吉)*1』がない…
この雑誌の掲載作品、なんかいつの間にか半分くらいシュールな作品。『聖☆おにいさん』なんて普通に読んでるけどイエスとアナンダが会話しているといふだけで相当なもんだしねぇ。 『とりぱん』ではならず者、のモズがカワイイ『昆虫探偵ヨシダヨシミ』。本…
上の記事があまりに手抜きなので、全巻読破したことだし。 「可能性」と言う名の光を得るために、彼らは戦い続ける。そもそも彼らが戦い続けるきっけとなった出来事から、ついにはガンダムそのものを「可能性の獣」として規定してしまった本作は、もはや『機…
まだフル・フロンタル本格的登場の3巻までなのですが。止められません。止まりまへん。ファースト世代だったら読むスピードが加速度的に速くなります。続編の醍醐味の一つは過去作の登場人物達のその後、多くの作品ではそれを「過去にすがる駄作の印」であ…
うわぁ〜ドズルぅ〜・・・うわぁ〜スレッガー〜・・・うわぁ〜ザクレロぉ〜! 大人スゲェ〜!
赤城が変わってく! みんな行っちゃダメだ〜! 革命スゲェ〜〜!
なんにゃあこの格好は! うぎゃ〜! キング・オブ・お気楽、バブルスゲェ〜!
時間の無駄。 が、無駄な時間を経験できないことは人生のムダ。残念ながら。
感想上げるの小規模に習慣化・・・。 『へうげもの』 道糞! 待っとったで! 『とりぱん』 モズがそんなにキケンなヤツとは知らなくて、Wikipediaで調べてみましたの。そしたら「大阪府の府鳥」になんか納得。それにしても人鳥相悪ぃ〜 実物の可愛さとのギャ…
家庭的にたぶん普通に恵まれていたであろう僕にとって、サイバラセンセの2番目のお父さんが、ギャンブルと心中して首くくったって話は物凄いインパクト。要は僕も経験し得ない貧乏の悲惨さに対する想像力というモノが非常に脳天気に欠落しているということ…
『ディアスポリス〜異邦警察〜』・・・なんか、お笑いっぽくなってる「黒く長い手」が三度登場。今度はどんな退場をするのやら? 『能スポ』・・・ああ・・・終わってしまった・・・ 『へうげもの』・・・毎度ながら、そーきたかの誕生織部好み! 『メシまず…
アムロがイヌでももはや何ら違和感も抱かなくなってしまった『犬ガンダム』に引き続き、一巻読み終わる頃にはアムロもシャアもセイラさんもマチルダさんもホワイトベース(「白豚」)もザクも全てがデブの大飯喰らいであることにもはや何ら違和感を抱かなくなる…
「業」と言えば今回まで三回連続の松本さんのエピソード。最後のコマの「また明日ね〜」で、なんとなくああ良かったと安心してしまった。「帰りは必ずビール 『その方が効く』ってことにしてみた」ってセリフ・・・「してみた」って何気に深い! 感心することの多か…
前回の滋に続き、久々登場の本間さん。高校生なのに、みんな業が深いよね。こんだけの難病スパイラルに陥ると普通なら鼻白んでしまうのだけど、この作者の作品の熱さに飲まれると気にならなくなる。ここまで次回を期待して、その月一連載という進みの遅さに…
「運転助手のアルバイト代が封筒開けたらハナシより多かった」「いくら多かったんだ?」(指を二本立てる)「なんだ200円かよ」「まさか、2000円だろ。コーヒーおごれよ」「ゼロが2個多かった」ゲッ「いったい何を運んだんだおまえ!」 まだ字の読めない幼い子供に…
大規模に発生したチベット暴動から先日で一年経つそうな。「そうな」と言う時点で、この出来事とその後世界中で起こったイベント的中国叩き、鑑みると「何だったの?」との感想しか出てこないのが正直な感想である。その延長上にあるあの長野での出来事でさ…
「それがあなたなのです お忘れなきよう」の利休のセリフに泣く。 テレビ・映画等映像系も含めて、千利休の切腹そのものを描いた作品にお目にかかったことはなく、それだけで注目。たぶんこの作品のカラーとしては、「壁に阻まれ、腹を切れない利休に悶絶す…
『モーニング』と『イブニング』と『モーニング・ツー』が定期支給されていた前の職場を離れたので、これからは全て自前で揃えなければイケナイ。ファミマでポイントを溜めたいコトもあってさいたま中のファミリーマートを探しまくってやっと見つけた、と個…
徹夜明けで池袋から東中野まで歩いてきて、そのテンションのままで駅に置いてあった『旅ば〜ん』手に取って見る。目的は勿論松本英子さんの『噂食』というわけで、webでいつでも読めるけどやっぱこうやって紙媒体で見た方が全然味があるな〜とか思いながら。…
こんな、血みどろ映画とか人殺しそのものとかキチガイとか神社とか、キーワードだけ拾ってたどり着いても期待した情報が全く集まらず下手すれば大変不愉快な思いをして帰られているであろう訪問者が多そうなブログに、このように「癒し効果満載の漫画」とし…
私のような田舎者にとってまともに目を合わせられない程恐れ多い東京人をも鼻でせせら笑う住民が大挙して住んでいる街がこの日本にあるという。なんでもそこは実は未だに日本の首都だという。天皇さんは一世紀ほど東京に「御幸=仮住まい」中なのだという。…
「犬・猫・家老ノ他入ルベカラズ」。華蔵寺にある吉良上野介の像はどう見てもビートたけしだ。ちょっと想像して・・・「フナじゃ、フナザムライじゃぁ〜」あ、よく似合う。タケ魔人様〜。 純真な日本史板の住人だったら誰でも知ってる、あいつらがただの押し…
久しぶりの購読。特集は池袋ということで汎用性は十分にあるのだが、今回久々に購入した本当の目的はご本人のブログにも載せられていたように、松本英子(「okitune」)さんの『プロジェクト松』が最終回とのこと、こら買わなちゅうこって。 入院中はよく読ま…
そのむかし、西原理恵子が『むいむい』の中でゲロゲロ二日酔いの中、山道を登れない大人達に代わって虫トラップをガキ共に「銃後の守りは任せろ」とのセリフがでるシーンがあって、すかさず登場人物の担当編集者が「あんたいつも言うけどそんな古いネーム使…
いやモテないし。 内容はお二人が如何にこのジャンルで飯を食うようになったかとか、この狂った現代に怪談を代表するアナログな文化が如何に必要かとかっていういうようなことをお二人でつらつら述べられています。なんかとにかく誰でにでもどんなときにでも…
山本直樹の『レッド』を買いに行ったはずなのに、家に帰って手に持っていたのは何故か『少女ファイト』全巻だった。 いや〜バレーボール全然知らないので大変勉強になります、というような感想はほとんどなく、連々現れる印象的なセリフ、重〜い言葉を心底楽…
童話風に・・・。 カモシカさんは日本固有の生き物で世界的に見て非常に珍しい生き物なんだそうな。珍しいので国は保護の対象として特別天然記念物にしてあげたそうな。ところがそのカモシカさんたちは保護されているのを嵩に着てお百姓さんの大事な畑を荒ら…