「怪奇・UMA・都市伝説・不思議界のセレブ集結! 不思議SNSララーボナイト」於ロフトプラスワン

 「不思議SNSララーボ」はよく知らんのだけど、友人に誘われて平山夢明先生目当てに見に行く。
 内容は三部構成。第一部はUMAについて、第二部は都市伝説と世の中を支配する陰謀について、第三部は怪奇・怪談について、それぞれその道の大家(?)有名人をお呼びしてトーク
 まず一部のUMA。何よりゲストの一人、「ツチノコハンター」の神佑輔氏、そのクールな肩書きもさることながらまさしくハンターの名に相応しい他と一線を画した出で立ちが素晴らしく、友人と共に絶賛の的。ツチノコは世界中に生息するみたいだから油断してはイケナイ。
 他にUMAについてのホットな話題満載。中国で太歳を食べちゃった話とか北アメリカのサスカッチのUFO登場の目撃例からどうやら奴らは宇宙人のペットなのではないかという新説を紹介。太歳=粘菌とかいきなりネタバレするような話してたし良いのか? 来場者全員に配られた「UMAポストカード」に描かれているモンゴルでものすごく恐れられている砂漠の巨大蛇(状のナメクジみたいなヤツ)「オルゴイコルコイ」、休場明けの朝青龍の化粧回しがいきなりこれに変わっていたら面白いのにとふと思う。
 出演者すべてが「口ではUMAはいると断言していたにも関わらず、態度の裏付けが見えない」のが面白かった。オカルトに対するある意味冷静で正しい態度だと思う。ちなみに私はメルセデスに乗るサスカッチを見たことがあるぞ。

 第二部。都市伝説及び陰謀。ネタとしてはよくある「有名犯罪における犯人でっち上げ」の話題がメイン。題材も語られる事の多い「東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件」「神戸連続児童殺傷事件」について。「物は疑う」「マスコミなんぞ信じない」を是とする私にとってはそんなに真新しいネタではなくそこそこに聞く。事件の陰謀論より神戸連続自動殺傷事件の舞台となった地にある「イレズミ池」、この名前の由来の方が大変気になった。こういうイベントに来る純真な方々に上記「マスコミは信用できない」「物は疑う」「裁判員制度の欺瞞」を大ぴらに宣伝することは有意義だと思う。まあ私はこの国に関わる陰謀のすべの黒幕を知っているが。知りたい? なら言おう。「すべての陰謀の黒幕は朝鮮人だ。人類の文化・文明の全ての発祥地が奴らの住んでいる地域であるのと同じように」・・・信じるんじゃぁねえぞ、俺の言うことも朝鮮人の言うことも。

 第三部、お目当ての平山先生登場。その他にも清水崇監督、豊島圭介監督、がっぷ獅子丸氏と錚々たるメンバー。で、開口一番平山先生が「ツチノコ」の話題でかき回すかき回す。このままゴミ鍋状態になりそうなところをいつもゴミ鍋司会で平山さんの脱線に慣れているプラスワンの多田氏が修正、で、取り直して語られた怪談が「ウォッシュレットの恐怖」・・・元々は平山さんのネタ、ってだめじゃん。
 以後与太と怪談をを交互にと言った感じの流れ。ほぼ目的に沿ってお話は進んだモノの、平山先生がマジメに(?)語る怪談話(?)も、白内障と下駄の鼻緒の話とか、「ウソ吐き」にされたくないからと樹海で泊まった話とか、変な人形の始末に困って読プレにしようとしたら編集が拒否、挙げ句供養しようとしたら近所の寺社に(何故か「ちんぽ神社」に頼んでるし)拒否されその腹いせに人形黙って置いてきた話とか、なんか変。で、最後結局爆笑の余韻のまま記憶の大部分がすっ飛ばされたような気持ちになって終了。も一つ、がっぷ獅子丸氏が語った「人形の始末」の話、「2階で何かがどドタドタ騒ぐ」ってお話はなんか可愛かった。