おまけその3 只見駅〜田子倉駅


 「この横断幕にちょっと涙」

 この看板に本気涙

 このサボにもう号泣

 あまりの寒さに涙も乾いた

 ところで只見から小出方面への県境越え通称「六十里越」、昼間でも大概な道ですが当然夜は輪をかけて大概です。温泉で温まったテンションで勢いつけない限りやめた方が良いです只見市街地から5分で大後悔、旅の最後の最後で追い込まれた気分、さしもの西山温泉暖も六十里越途中で切れました

 そして問題の田子倉駅

 既に廃止の布石が打たれて

 相変わらずの隙間風・・・壁悉く隙間の場所では隙間風とは言わない!

 終電既に去り後は虚しく味気なく

 蛍光灯光の先に輪をかけて虚しい駅名表示がそっぽ向く

 この時間に訪れる田子倉駅は、正直怖い 恐らく最後の田子倉駅行、感慨を呼び起こすにはあまりに無骨すぎる駅舎に思わず、合掌。私は田子倉駅を忘れない。

 クマにニアミスと常に奈落と紙一重六十里越、どっちが怖いか怖いか。とにかく無事帰って来れました、無事帰してくれさえすれば何処でも良いところ、福島奥会津、底知れず良さげなところ。