出来事

ひみつのきたぐに

まさか一年後に無くなろうとは思いませんから、単に京都駅から北陸北国金沢まで・・・正確には能登半島半ばまで、如何に時間のロス無くたどり着くことができるか、その手段を夜行列車に求めたことは人として当然の選択だといえましょう。人として。

小幌駅その2 行けぬなら 黙って見てろよ 小幌駅

(http://d.hatena.ne.jp/sans-tetes/20130928の続き) 「しょぼい・・・」事前に解っていた事とは云え、当然の事とは云え、初めて「車中から」「おまけにかぶりつきで」「意識して」みた室蘭本線小幌駅長万部方面ホーム、車窓の向こう長いトンネルの闇が途切…

尺別鉄道線廃線紀行その2 尺別原野

(http://d.hatena.ne.jp/sans-tetes/20140221の続き) はからずも尺別駅の事など歯牙にもかけぬ風に振り子かっ飛ばして通過していく釧路行きスーパーおおぞらを頃合いとしてこの去り難く無窮に良き思いに包まれること約束された駅前を後にする事にします。後…

三河、三ヶ根山へ行こう その1 

気付いたら長野方面から飯田線を乗り潰し時間も余っていたので海の方へ出ることにしました。東海道線車窓から海が見えたらもっと上の方から海を見たくなったので近くの適当な山に登ることにしました。なんじゃそりゃ。

尺別鉄道線廃線紀行その1 尺別駅

根室本線尺別駅はたいそうな秘境駅となっているとのこと。Wikipediaにもそう書いてあるのだからきっとそういうことなのだろう、と鵜呑みにして小幌駅にも小和田駅にも行ったことのあるあなたはたいそう落胆して勢いそのまま尺別駅構内少し出て右に尺別鉄道分…

那珂湊駅前で

駅ねこに会えればと思ったのに駅ねこの姿はなく聞けば普段散歩に出かけていてメシ時にならないと帰ってこないとのこと「そこはネコですから」

ミッキーに会いに来ましたよ・・・酒田散歩

山形県の海沿い、南側が悉く鶴岡市に収束される中で海沿い北側はと云えば鉄壁の県最北遊佐町のお陰で同じ庄内二大都市酒田市の少し控えめに見える様子からか半年前の荘内行で鶴岡ばかり重点的に回った挙げ句酒田市には寸土も足を踏み入れること能わずそのま…

旭川初めてでどこでラーメン食べたらいいと薦められたラーメン屋の、入ってるビルの方も凄かったりする

小河内線廃線行その1

都心と5度くらい気温差のある奥多摩駅降りて直ぐの空気はとても澄んでいるかと言えばお世辞にもそうとは言えず原因は多分青梅線奥多摩駅の先にでんと乗っかるあの日曜お構いなく稼働している巨大な奥多摩工業の工場のせいで、だからといって皆が休日の日に一…

浦河の映画館で映画を観たはなし

大したお話ではありませんがしばらくのお付き合いを。 日高本線の浦河駅は文字通り北海道日高振興局の置かれる浦河郡浦河町の玄関駅でございます。ここに来た目的はなんでしょうか? 出張? 昆布? お魚? 日赤? ぺてるの家? いいえ違います。映画館ですよ…

蝦夷駒ヶ岳どうぶつ街道

ツーリングマップルも時々いいことを終えてくれる。件の地図に「駒ヶ岳が見晴らしのよい」と書かれた無名の道路を走った時の顛末です。

小幌駅その1 行けぬなら 来るまで待とう 小幌駅

小幌駅の話題とは全く関係ないのですが、この記事の小幌駅訪問の前夜、当初の計画では礼文駅に駅寝しちゃって初電で小幌まで行ってしまおうと横着を決め込んでいたのですが長万部郊外の静狩〜礼文華山一帯の山地が迫ってくるにつれてなんだか急に恐ろしい気…

みわくのるべしべおんねゆみちのえきしゅうへん

北海道の真ん中を西から東へ横断する北見街道こと国道39号線はその昔囚人やタコ部屋労働者やらを動員して無理矢理貫通させた道路だそうで、特に崖やら滝やらがうねるように迫ってくる間を抜けていく層雲峡の辺りなんか走っているとさもありなんとか思います…

くまのいるまち その2 「くまの出る場所」

(http://d.hatena.ne.jp/sans-tetes/20120812の続き) 佐藤優氏の本にあったエピソードなのですが、ある日中川一郎が自民党本部を訪れたところ日中国交正常化に浮かれた誰かの仕業かパンダのぬいぐるみが飾られていたとのこと。反共で聞こえた中川一郎、それ…

天城の廃鉱 その2 「馬鹿職場は未だにタンクで肥を汲み取る」

(http://d.hatena.ne.jp/sans-tetes/20130501の続き) 家にある書籍はマルクスと70年代までのしんぶん赤旗と云う環境で育ったサブはある映画館で見たシーン、主人公の死に際に中共関係から送られた旗にくるまれて送られる場面に激怒する。更に二本立てのもう…

天城の廃鉱 その1 「困った時は民明書房」

ちょっとした社会人の出来損ないが徹夜明けのハイに任せて死に場所を探しに伊豆まで行ったとしよう。この季節まだ海の水は冷たかろうから選ぶとしたら山の中に入ろう、伊豆で山と言えばもう天城だろう、そう、もう後は死ぬだけだと天城越えの県道から脇道に…

大夕張その1 ダム湖周景

冒頭、緒川たまき様がなにやら決起を呼びかけるシーンから始まります『プ』と云う映画、緒川たまき様の他の見所は作中「プ」と呼ばれる人々が住んでいる舞台、周囲人の背の高さほどの草に囲まれた野に帰りつつある街。監督さん曰く、この映画ファンタジーだと…

小和田駅Bルート その4

(http://d.hatena.ne.jp/sans-tetes/20120702の続き) 2ちゃんのオカ板系まとめ等に載ってる『きさらぎ駅』と云うお話し*1は少し気になるお話しで、例えば山の中歩き回った末ヘトヘトになりながら電車に乗り外の日の落ちたのも手伝ってついウトウト、目が覚…

神在月、出雲伺って出雲大社に行かない 雲州平田 鰐淵寺

(http://d.hatena.ne.jp/sans-tetes/20121022の続き) 「日本海は荒れてなくてはいけない」と云う育ちの悪さから立拠する妙な刷り込みのせいでほんの僅かバスの車窓から見える日本海が荒天のおかげでひどくない程度に波が高かったのがとても満足でした。

三笠市内、炭鉱の痕跡を求めてウロウロ歩く その4

(http://d.hatena.ne.jp/sans-tetes/20101118の続き)

おまけその3 只見駅〜田子倉駅

「この横断幕にちょっと涙」

おまけその2 西山地熱発電所

西山温泉のその先

奥会津のおまけその1 西山温泉

確かにつげ義春は好きですが、だからといってまるで巡礼の如くさも不便がデフォの如く鄙びた温泉を探して彷徨い歩くつもりはありませんが、いや時と場合によりけりですが、今回はそんなつもりは毛頭無く、単に目的地の近くにあった温泉がたまたま西山温泉だ…

奥会津の煉瓦塔

「柳津」を初め「やなづい」と読むと思い込んでいたのでその場所が何処にあるのか皆目見当さえつけず、不思議と只見線の駅名に「会津柳津」なる駅名があるのに首を傾げながら殆ど偶然辿り着いた柳津の市街地は突っ掛けで徘徊したくなるような街並み。ただ今…

神在月、出雲伺って出雲大社に行かない 雲州平田 平田一式飾

職場の人に土産を渡しながら出雲大社行かなかった旨話すと「出雲なんて出雲大社以外見るトコ無いでしょ?」と言いたれたヤツがいる。そんなヤツにとっては出雲大社行ったことすら価値でないと思うし、そもそも「埼玉*1」に住んでるヤツがよくぞそんなセリフ…

松江の武家屋敷裏通りを歩いていると「あ!ネコちゃん」と女の子の声。振り向くとネコが脇目も振らず屋敷の方へ、と云う間にくぐり戸の向こう。するとさっきの女の子とが「ぎゃー入ってったー! シー!」と一転して大騒ぎして追い出しにかかる。なんつうか、実際に武家屋敷に住むといろいろ大変そうな実例だけど傍目から見るととても可笑しい

おみせの続き

先日偶然その前を通りかかり、あまりのインパクトに倒れそうになった挙げ句結局寄らずに帰ったというお店についての後日談です*1。 *1:→http://d.hatena.ne.jp/sans-tetes/20120810#p2

小金城趾の放置テツ

平成12年頃の話だったと思う。東葛飾の実家から職場近くの埼玉に引っ越した。当時も今と変わらず友達なんぞというモノを殆ど持たなかった私は無償で動員できる知人など存在するワケなど無く必然的に家族に無理を言って手伝ってもらうコトとなった。埼玉の道…

くまのいるまち その1「苫前町郷土資料館」

僕は小さいころから臆病でそのクセにせがんで買ってもらった水木しげるの妖怪図鑑の時々登場するやたらリアル気持ち悪いのが苦手でそのせいで本に触るのもイヤになってそんな本が家にあることの嫌悪のあまりとうとう学校図書として当時飼っていた鶉が卵を産…

私的「謎のあのお店」(未確認)

上記感想のどさくさに私もちょっとマネしてみました。