『チベットも拉致問題も踏みつぶす、中国共産党と福田売民内閣を問う』於阿佐ヶ谷ロフトA

 昨日は新宿で左寄り、本日阿佐ヶ谷右寄り集会。節操ないと言えばそれまで、けど世界に名だたる日本の各売国メディアの政治欄読むよりましでしょ?
 中国・北朝鮮といった他人の懐(要するに日本の援助ね。その意味ではアメリカも韓国も一緒だけど)を当てにする泥棒国家の内情をお話しするイベント。細かい内容は端折るが、中国は今後の経済政策を巡って党内抗争が激化するであろう党と、繁栄の波に乗れず不満の高まる貧困層の鬱屈がまるで六四天安門事件の前夜のようであること、更には北京五輪後に予想される経済の落ち込み、それら不安要因の解決方法を「日本のカネ(主にODA停止後のアジア開発銀行を通じた迂回融資)」による資金調達と「日本の土地(流民化して不安要因化する貧困層を移民という形で送り込む)」による解決方法を模索。北朝鮮は経済の破綻状態に加えて実は中国との関係も最悪、健康的にもヤバイ金正日がかなり焦って「中国に代わる政治的パートナーと金ヅルの確保」を外交方針にしている。そんなことは少し考えれば解ることで、対中・対朝外交の際の強力なカードになり得るにも関わらず、なんでそんな奴らに頭下げて媚び売らなきゃいけないんだ、というお話。「発展した発展した言いますが、我が国はまだまだ貧しいです。だからカネ下さい=富裕層が自国の貧困層を援助する気持ちが全くない」「自分の国の開発に他の国の税金、即ちここに来ている人達の財布の中身を当てにしている」「国家ぐるみで拉致・麻薬、偽札の製造販売をやってる国と国交が正常化されれば、大使館という外交特権を持ったヤクザの本拠地ができる」という論法は大変分かり易い。
 一方で、「他人を当てにしている」のは日本も同じで、「アメリカがよその国の拉致問題に関心があるわけない=元々日本だけで解決する」問題であって、逆に言えば外交の場において責め所を間違えなければそれは可能であると説く。
 で、結論として、一番の問題が、上記のような外患の片棒を担ぐ政治家共が現在の日本の政治を担っているということ、更にはそいつらを批判する立場にあるはずの新聞・テレビといった大手メディアが全くその機能を果たさず、あろう事か一緒になってその片棒を担いでいるA新聞のような連中もいるということ。
 まあ、言ってしまえばこんな事はWEBに親しんでいれば自然に伝わってくることで、知っているという自らのアドバンテージに対して自身の行動をどのように規定するかは大変重要なのですが。愛国者でもないしみったれな私は「自分の(納めた税金という)カネが」という言葉にとても弱い。私自身「あの時代」を経て現在に至る日本人のDNAをもらっているので、先天的「アジに対するアレルギー」は十分すぎるほど刻まれている。にも関わらすこの場での食らったアジに、少し引いて受けながらも、大変心地よく感じてしまうのは何故なのかな? 「勇気を持ちまなさい。勇気がなければ最後まで黙っていなさい。」立場と環境を全く別とするこの場所で、昨日の若松監督の言葉が思い浮かんだ。