『ザ・ストレンジャーズ 戦慄の訪問者』

 そう言えば久々にスクリーンで観るホラーだ。で、「あなたは家に帰れない」と言うキャッチフレーズには全然ノれない、家に帰ってもって全然関係ないし。一番怖かったエピソードが、このお話が「ある凄惨な殺人事件」と言う事実を元に描かれた物語であるということでその事件がまだ解決されていないということだったあたり、自分がいかにホラーを見慣れてないのかを再認識してしまってブルーになる。ブルーになるといえば、アメリカではこの手の「目的のない」殺人事件が100万件単位で発生しているということで、と言うことはアメリカに住んでいればこの手の作品のタネが事欠かないという、いかにアメリカに住んでいることがこの手の作家にとっての有利な点であるかという事実が大変卑怯に思えた事がまたしても映画とあんま関係ない感想だったので改めてブルーになる。