三渓園から見える景色

 悪友(注、褒め言葉)に誘われて行ったのは、横浜三渓園。園内、殆ど脈絡無く置かれた建造物が凄く素敵であることとか

所々鎮する偶像もまた凄く素敵であるとか



季節を彩る花や草木とかがキレイとか

正門入ってすぐ横のベンチで昼寝をする振りをしてはさりげなく客に媚びを売るネコとか

一つところでずっと羽を干している川鵜とか

それ一つだけでメインに値する見世物も霞んで見える、それらを凌駕する見世物が実は存在する。
 それはこれ↓




 「実用」以外存在目的のない、他の全ての目的を排除した建物が、土手の桜並木のようにずらりと並ぶこの風景、超クール。どの位クールかと言えば、この視界を遮る良い枝振りの松の木が邪魔で叫びながらナタでもって片っ端から切り倒しても後悔しない、位のクールさ。この公園のお山のてっぺんから望む、いつまで経っても飽きない景色。ああ根岸山手、毎日毎日贅沢三昧。