デモに参加

 Twitterの方で予告はしていましたが、本日行われたデモに行ってきました。その際現地レポっぽくTwitterを実験的に活用。昨日くらいまで「いまいち利用法がよくわからない」「ケータイから書き込みにくい」とか言いたれていましたが、本日の時間区切っての集中投下、実利という点では今のところ有効な使い方をしてきたのかもしれません。レポのクオリティーの高さは全然保証するモノではありませんし、勿論興味無い人にはなんの意味もないという根本的な問題はあるモノの、「今その場の出来事(考え)を直ちにアゲる」という点でなかなか面白い体験だった気がします。

 そー言えばここではTwitterのアカウント持ってんの初告知だったんで一応→http://twitter.com/sans_tetes

 ではデモです。思う事アリ淡々と。

 初めは東京駅丸の内北口前で

 習近平経団連朝食会に急遽参加した方も多かったのでそっちの方に行った人も多く分散。次々来る参加者が主査者から配られた旗やプラカード持って沿道に。

 通行人にビラ配ったり

 主催者に近い地方議員の方々の演説やアジも始まるがお日様が殆ど顔を見せてくれないので寒くて寒くて・・・

 段々横断幕も増え

 その後、経団連組合流。気勢を上げて皇居前へ行進

 皇居前広場から大分離れて、外堀通り沿いに一列に並ぶ。

 デモ許可は外堀通りの東京駅側まででこの連中はフライング。直後警官に排除「判った判ったはいはいご苦労さん」

 警官の警備も本腰です。警察は嫌いですがご苦労様です。人は嫌いですが車両は好きです。ところでこの整列中、隣で話してた二人連れの若い女の子がいかに皇宮警察のバイクがイカしているか話していました。私はいつの間にか世の中において行かれていたようです。

 そのうち遙か向こうを要人乗車と思われる護衛付き自動車が通り過ぎる。見えもしねぇし聞こえもしねぇ・・・。

 ここで午前の部終了。午後は昼食会が行われるホテルニューオータニ最寄り赤坂見附の駅前で集合することに。途中通りがかりの景色。「イチョウ」がキレイです。キレイなのはイチョウだけです。

 関係ありませんが赤坂見附駅トイレ前に貼ってあったポスター。結構ファンのゆるキャラ東京地下鉄の「メトポン」。

 さて赤坂見附。やってます。

 人の密集度と警備の警官の近さはエクストリーム聖火リレーin長野を思い出します。

 ただあの時とは違って対する赤い旗は一人たりともおりません。露骨でないだけ中共のやり方が巧妙になっているということの裏返しなのではっきり言ってもっと警戒するべきです。

 その後再び隊列組んで移動。目的地は民主党本部。

 真向かいの最高裁判所の塀に並んで民主党本部に訴えます。持ってる旗があまり最高裁側へなびくとセンサーが作動してめんどくさいことになるという警察の話になんかウケた。

 民主党本部前には都合1時間30分ほど。その後国歌斉唱、万歳三唱で締めです。

 今回のデモ、ちょっと思ったのが人のいない所でやっても仕方がないのでは? と言うこと。来日中の習近平にデモを見せつけても嫌がらせ以上の効果はないし、民主党本部前にしてもそう。60年安保規模の動員ならいざ知らず、この程度の数のデモを権力者が見ても何の関心も抱くはずがないこと、特にここ最近のような出来事を立て続けに起こして平然としているのが相手なのだから、それはよくわかるはず。その意味で今回のデモで一番意義があったのが赤坂見附駅前での行動だと思うがさて?

 それにしてもデモ参加しといて昂揚がない、一番の昂揚が「メトポン」なのだから本当に何しに行ったんだレポだ。ただこうして思っていることを「何か」として表さなければ溜まったフラストレーションがとんでもない方向に作用してしまうことよくわかる。とんでもない方向とは極度に自罰的な行動かもしくは極度に過激に外に向かった行動になることか、後者の場合自分が中岡艮一になってしまうことも決して否定できない。デモ参加の理由としては大変不純だと思う。ただ、そうでもしなければいけない絶望がコト政治の場面において多すぎてやりきれない。その「そうでもしなければ」が「まず」なのかそれとも「もはや」なのか、どちらにせよ今はこうすることがまだマシなコトなのかなと自身は思っている。
 とかエラそうなコト言ってる割にはオマエ、映画にうつつを抜かしてヨイの? ヨイのです。想像力の欠ける行動に何ら美学は得ることは出来ません。映画は想像力涵養の立派な手段の一つです。もちろんそれだけのために映画を観るのだとするとそれはそれでとても悲しい。