本日は

 夜勤明けで半日時間が空きました。明日は毛唐の神様が生まれた日ですので、折角なので都内の神社数社にお参りしてきました。都内車が滅茶苦茶混んでいて、夜勤明けで疲れているのに加えての渋滞だったコトもあり終始イライラ、珍しくあんまり写真を撮る気にはなりませんでした。折角なのだからもっと心静かにお参りすれば良かったのに、この点はスゴク反省しています。

 まあ全く撮らなかったワケではありませんので、何枚か紹介しましょう。イヤ、この言い方は引っかかりますね。「紹介させて下さい」

 まずはクリスマス前夜らしくライトアップしてみました。

 クリスマスの雰囲気を十分ご堪能いただけたかと。ところで私は更に一人でクリスマス・イヴを堪能すべくちょっと幸せそうな人たちの絵馬を覗いてみることにしました。以下、そんな幸せそうな人たちの幸せに満ちた絵馬の中でも特に心に残った飛び切りの絵馬数点紹介します。
 まずは

 なんかロシアンパブの女の子指名エントリーカードみたいですな(よう知らんけど)。神様に向かって「希望」とは恐れ入ります。「日本語上手い人」という一文も自ら何ら努力をせずに恩恵だけ受けようという貴族的な雰囲気が垣間見えますが、「18〜24」を「少女」としている所になんとか法への抵触を避けたい思慮深さも伺えます。絵馬の主は所謂ゆとりでしょうか? 興味は尽きません。

 お次は

 これ。「不信感」、スゴイ一発逆転を狙っているようでなかなかの強い意志を感じますが、当初私が見間違えと思ったのは差し支えありそうで黒で消した名前の部分、どう見ても両方とも「男性の名前」と云うこと。違う意味での「道ならぬ恋」であるとすると、本当に9回裏ツーアウト、カウント2−0から15点差をひっくり返さん意気込みの物凄い大逆転劇を狙っているわけですね。素直にこれは尊敬に値します。差し支えありそうなので応援はしませんが。

 次で最後です

 圧巻。すごいわぁ、これは。弛まない努力と研鑽を宣言した上で求める「ごえん」。神頼みに離婚を望んで「ごえん」と言い切る所がまた何とも。心なしお隣の絵馬のお狐さんが凄く困っているようにも見えます。「ごえん」は「ごえん」でも「誤嚥」と変換したくなる意気込みですねぇ。願いが叶っても怖いし叶わなくても怖そうです。意趣返しに絵馬が真っ二つにされていたり。クリスマス・イヴを前にして私ぁ心底女性が怖くなりました。

 ああ、なんかもういいやって感じで絵馬鑑賞を終えて、心冷え冷え、当初の目論見通りの気持ちに墜とされて社を後にしました。絵馬は願いを託した人の心を表します。そんな心を穢すような行いをする自分のような人間は確実に地獄に堕ちますので絶対マネをしないように。それにしても迫る年の瀬、本年ここに願いを託したお三人様は無事思いを成就することが出来たでしょうか? それを考えると冷え冷えとした心に更に恐怖心が重なって気付くまでもなくさっさとこの場を離れていました。

 口直しにネコを貼っておきます。心なしかネコも恐れをなして遠巻きに見ているようです。それでは皆さん、幸せなクリスマスを。GOD BLESS YOU!