2008-09-19から1日間の記事一覧

『怪談 蛇女』

タイトルに「蛇」「女」と付いて思い浮かぶのは「フロイトの蛇」。作中にそんな期待に沿うようなシーンと言えば、小作人の娘(賀川ゆき絵)を手込めにした挙げ句自殺に追いやって自身は花嫁(賀川ゆき絵)もらった地主のバカ息子(山城新伍)の閨中、腕に抱いた花…

『丑三つの村』

昭和十三年に起こった「津山三十人殺し(「津山事件」よりこちらの方の響きがそれらしい)」を題材に、事件の当事者である都井睦雄(作中「犬丸継男(古尾谷雅人)」)を主人公に、事件のきっかけとなる出来事から実際の事件まで順を追って描かれている。 題名の「…