『第46回トンデモ落語の会』

出演者
三遊亭白鳥 立川談笑 瀧川鯉朝 立川談之助 快楽亭ブラック  ※前座 立川キウイ

実は初めて。第46回にして。
当然、「マトモ」な落語ファンなら眉をひそめる内容。「テレビでみれない川崎劇場」とはロッテオリオンズ最晩年に何とか川崎球場にファンを呼び寄せようとしてテレビコマーシャルで流してキャッチフレーズだが、まさに「テレビどころか寄席でもみれないトンデモ劇場」てな感じで、大変な値打ちもん観してもらいました。
やっぱり、ある程度以上に落語を知ってて、なおかつシャレがわかりすぎる鬼畜共が集う落語会なんだから、要するに全国レベルの通が集まってる訳なんです。要するに我々こそが真の落語通ってわけよ。てなわけで、浅草演芸ホールの4階で「クソ」の噺とか「花見の後拉致される」噺とか「外山のパロディ」とか聴いて唸ってるわけだ。あれ?

とりあえず、本日一番ひどかったのは談笑でした。(※注、前座除く)やっぱり、話芸におけるグロの描写って(今回は「クソ」)とことん突きつめてみると香りまで感じるようになるのかしら?今回のクソの描写のリアリティはなかなか上手かったと思う。
そして鯉朝。一番の若手真打ちでありながら、一番の度胸を見せてもらい、これは素直に評価したい。その演目は『動物円○』・・・。鯉朝さんの今後のため詳細は割愛させていただきますが、大丈夫か?そーいえば中学ん時の実力テストでこれの元ネタが英語の長文読解で出たな。本当だよ。大丈夫か?

ああ、毎週欠かさずTBSの「落語特選会」観た結果がこれか。観る方もこれからよりいっそう精進するでござる。というわけで次回は5月3日。