『異常快楽映画 吉野朔美×平山夢明トークショー』於青山ブックセンター本店

 色々差し支えあってロフトプラスワン通いは現在封印しているので、自然トークショーなるモノの参加もほとんどなく、トークショー自体大変久しぶりの経験。本日のイベントは、友人に誘われて、私とほぼ対極にあるような街青山で行われた、果たしてこの街に似合うモノか判断に苦しむ出演者のトークショーを観に。
 はい、全く予想を裏切らない展開に大満足。歌舞伎町の地下だろうが青山の地下だろうが、やはり平山先生、底抜けに明るい、壊れた話題の数々。
 何度も言うが、平山先生のお話って、「とにかく死ぬほど笑った、けどなんの話だったのかほとんど憶えておらず、ただひたすら笑った事実のみが残る」ため、言ってしまえば、その間は「何もしてなかったに等しい」更に言えば「死んでいたに等しい」。本当に笑い死にしそうな2時間でした。
 例の如く、トークで語られた話題がぼんやりと頭に残っている内に、その断片を書き記す。「映画は死に方の描写がすべて」「セブンのジョン・ドゥをやりたい」「キチガイと変態はシャネルのロゴ」「けいじさーん」「人みたいな形をしていて人じゃないモノは怖い」「震度2」「お父さんいる?」「腹下し三部作」「佐清の足」「スパイダーマンのびちゃーってやつ」・・・あっ、あとあれ、「いきなり女の子ぶっ殺す場面がオープニングで、その様子をビデオに撮っていて、それを両親に観られてバレるシーンがものすごく怖い」映画、肝心のタイトル忘れた。誰か憶えている人は。
 相変わらず次から次に出てくる予想もできない驚愕の話題。メインであるはずの吉野先生があるときは素で大笑い、ある時はドン引き、ある時は話題を戻そうと思って無駄な努力、大変お疲れ様だと思います。このトークショーが本の更なる販売向上に一役買うと良いですね。いやせめて、こんなゲスト連れてきて青山は国連大学の真裏でこんなトークかましたことで販売数が落ちなければよいですね。