GG ALLIN 『CARNIVAL OF EXCOSSS』

 例えば、自分の子供に初めて買い与えるCDがGGアリンだったとしたら、その親は子供にどう育って欲しいと願うのだろうか。
 別に、観賞の感想と冒頭の文言に何ら関連はない。よくわからないままに、名前の持つイメージを期待してこのアルバムを聴くことで拍子抜けするのは大変浅はかな感想で、一見おとなし目のカントリー調の曲調が並ぶが、歌詞はほぼアリンのモノ、その吐き捨てるような歌い方、GGアリン流のオマージュがふんだんに鏤められ、私は好き。などと書いたら音楽よく知らない奴ってことがばれるんだろうなぁ。生粋のパンクファンからはどう見えるのか。
 何も知らない連中だまくらかして、いつの間にかハードコア・パンクに汚染する道具としては最適? 誰か知り合いに子供が産まれて、音楽聴ける歳くらいになったらおじさんがこのCDもってってあげますよ。
 くらいに最近繰り返し聴いてる。