『SUPER8』
吉祥寺バウスシアターでオールナイトで行われたエミール・クストリッツァ特集に。彼がギタリストで参加するノー・スモーキング・オーケストラ来日記念とのこと。
映画の前に、松山晋也氏・大熊ワタル氏・関口義人氏によるトークショー。主にエミール・コストリッツア&ノー・スモーキング・オーケストラへの解説。成り立ちからそのコンセプト、それに至るには彼らバルカンに住む全ての人々のDNAに刻み込まれた長きに渡る苦難の歴史、そして現在メンバー全員がタイムリーに体験したユーゴスラビアの崩壊と内戦の影響、それらが良くも悪くも強く反映されていること、それ故のこのバンドが持つ「独自性」、かつ「一筋縄でいかなさ」という彼らの魅力の秘密を紐解く。
で、ハナはそのノー・スモーキング・オーケストラを主役に扱ったドキュメンタリーである今作。1999年のツアーの様子を追いながらステージの様子、裏方、各メンバーの思いを伝え、一部曲のプロモも挿入。
で、私、ステージとプロモと、要するに演奏以外の場面は寝てしまいました。各演奏の面白さとステージパフォーマンスの面白さが十分伝わったのと、断片的に憶えている素のクストリッツァって大分変なヤツなのかな?って誤解が生じたことでこれでよいかな、と。とりあえずチケットの残りがあれば26日の公演に行こうかなと思ったことが一番の収穫。