『吾輩は猫である』

 吾輩は猫である。名前は未だない・・・。
 苦沙弥先生(仲代達矢)初め、特に苦沙弥宅に集まる面々が皆ハマリ過ぎていて気持ち悪いくらいだった。中でも迷亭君(伊丹十三)が極めつけ・・・。それにしてもネコ投げすぎ! ひでぇよ。苦沙弥宅に対になる様に天璋院様の御祐筆の妹の御嫁に行った先きの御っかさんの甥の娘の二絃琴の御師匠さん(緑魔子)宅に集まるご婦人方も取り繕って滲み出す胡散臭さが*1何とも言えず良かった。このメンバーの集まるシーンがもっとあったら楽しかったんだけど原作でも一度だけだったっけ?

*1:唯一の例外が令嬢役の篠ひろ子でなぜか最初から最後までモチ食ってばっかだけど原作でもそうだったっけ?