千社詣

倉敷市下津井松島 『純友神社』 中編

(http://d.hatena.ne.jp/sans-tetes/20100713の続き)

藤原純友所縁のお社巡り その二 倉敷市下津井松島『純友神社』

一度の旅行で行った先を繋いでという一応シリーズのつもりだったのですが、前回*1より大分間が開きましてこうなってしまうとどうでも良い人には本当どうでも良いのを承知の上で、またしばし自己満足のお付き合いを。 *1:→http://d.hatena.ne.jp/sans-tetes/2…

拾遺 宝珠

拾遺 夏、来ました

http://d.hatena.ne.jp/sans-tetes/20100629 ↓

拾遺 それじゃ暑くないでしょうか?

http://d.hatena.ne.jp/sans-tetes/20100409 ↓

拾遺 宇和島市日振島明海 『天神社』

写真は宇和島市の離島日振島を訪れた際宿のあった明海地域の内一番岬側にある地域の鎮守、天神社を上から写した写真です。上から? 上からというのはどこからですか? せっかくですので天神社そのものを紹介する前にその「上」からを紹介したいと思いますが…

前倒し 藤原純友所縁のお社巡り その一 岡山市東区西大寺一宮 『安仁神社』

今回の旅のテーマは「藤原純友関連神社」ツアーと云うコトになっているそうです。藤原純友については天慶・承平の乱で平将門と並び称される割にはあまり大きく取り上げられることの少なく、また活躍の舞台が西日本であったこともありそのゆかりの地を訪ねる機…

その百四十二 品川区上大崎 誕生八幡神社内 『稲荷社』

その昔、何かの研修のため覚醒剤だか大麻だかの取引で有名な白金台に当時あったなんたらかんたらという名前の医療系だか福祉系だかの大学だか専門学校だかに一週間だか二週間だか通ったことがあるが、確実なのは「通った」と言う事実だけだなこりゃ。よくよ…

拾遺 なかなか暖かくなりませんね

http://d.hatena.ne.jp/sans-tetes/20100121 ↓

その百四十一 東村山市秋津町 秋津神社内『庚申堂』

新所沢駅近くに巨大なとんかつと山盛りのキャベツを振る舞ってくれるお店があり、贔屓にさせていただいている。普段ならバイクで煩わしい鉄道の大回りを避けて真っ直ぐに新所沢へ向かうところを、この日は朝方雨が降っていたためバイクは使わず、川越駅から…

拾遺 別府市北浜町 別府タワー内『別府タワー神社』

世の中なにやら「東京スカイツリー」の売り出しに躍起らしい。東京スカイツリーとは所謂第2東京タワーのことで、まだまだ土台部分がやっと登場しつつあり、その足下に広がる半下町のノスタルジーに満ちたと言おうかはたまた東武・京成両電鉄に裏切られた元私…

その百四十 高島市マキノ町大崎 大崎寺内『稲荷社』

帰路を急いでいたので「これからはどんな社寺でも通り過ぎよう」と京都駅前を出発した時点で心に固く決めていた。ならばせめて面白そうな道を通って帰ろうと考えて選んだルートは「比叡山ドライブウェイから大津北側に抜けてそのまま琵琶湖を北回り、木之元辺り…

その百三十九 長崎市上西山町 鎮西大社諏訪神社内 『玉園稲荷神社』

前回でだらだら述べたように所謂大社への千社札の奉納は多分に敬遠せざるを得ず、そのこともあり境内にひっそりと佇む小社への奉納で済ませ、「千社札奉納」と云うイベントについてはこれで終わりのはずで、後は特に義務感も持たず気楽な気持ちで境内散策を楽…

その百三十八 長崎市上西山町 諏訪神社内『恵比寿神社』

「おくんち」で有名な長崎諏訪神社へ。市内の低いとこを走る長崎電気軌道に「諏訪神社前」という場所がある。この(チンチン)電車の路線図を見ると長崎市の市街地にある主な観光地のほとんどが「なんとか前」といった風にフォローされているので「さすがいつまでも10…

その百三十七 長崎市坂本 『山王神社』

長崎で初めて降り立った地は浦上駅だった。駅を降りようと改札へ向かうと目の前の道路にはひっきりなしに路面電車が通り過ぎて行く、随分と賑やかな印象を持った。ようやく駅を降りると目の前をいきなりネコが通り過ぎて行った。辺りの地元衆誰も気に留める…

その百三十六 彦根市古沢町『長林稲荷大明神』

石田三成が居城とした佐和山城は、関ヶ原合戦での落城、井伊家の入部、彦根城の建設に伴い新たなお城の機材とするべく破却され、石垣に至るまで持ち去られて、今はただそこに小高い山があるに過ぎない。今の彦根の元の元を気付いた三成の「過ぎたるモノ」の…

その百三十五 渋谷区恵比寿西 『庚申堂』

代官山駅脇の踏切を横切る。東横線の線路は山の尾根のようになっていて、その尾根の下から線路へ向かって少し上り坂を登って踏切を頂点、道は再び逆、後は恵比寿の辺りまで下り坂が続く。道の両側は雑居ビルが建ち並び、ビルの一階は時々店舗になっておりブ…

その百三十四 ふじみ野市上福岡 『八雲神社』

上福岡の駅前、古くから市街地化していた北口は、「整理」という面から見るとヒドイ部類に入る。区画整理がされておらず無秩序に広がった市街地そのままの狭い駅前、申し訳程度の駅前ロータリーは小さすぎて路線バスはおろかマイクロバスさえ回る事が出来るか…

その百三十三 太田市新田市野井町 『生品神社』

新田義貞は、最初この場所で一族と集い神前で倒幕の願を誓った。『太平記』はこの場面以降、鎌倉を目指して南下、一族初め各地の武士、足利高氏の長子千寿王丸と合流、迎え撃つ北条一族を撃破しながら遂に念願叶い鎌倉幕府の滅亡するまで物語のハイライトと…

フードを忘れてた、もう完璧

http://d.hatena.ne.jp/sans-tetes/20100111#p1 ↓

その百三十二 入間市東町4丁目 『東愛宕神社』

越谷を起点とし、途中浦和を通過して所沢に至る国道463号線の通称は「ウラトコ線」。この道を北浦和方面から所沢に向かって真っ直ぐ、やがて所沢市に入りこの国道が「ウラトコ線」で無くなっても国道は終わらずそのまま入間市まで続く。通称の意味から所沢から先…

拾遺 厚着

http://d.hatena.ne.jp/sans-tetes/20091127#p1 ↓

その百三十一 邑楽郡大泉町古海 『児島神社』

先に書いた高徳寺、当地に残る伝承によると児島高徳はこの高徳寺のある場所で晩年を過ごしたとの事。その児島高徳を祭神として祭るのが当神社。高徳寺より利根川の近く、利根川の土手から少し丘を登った先にあります。 丘と云ってもそこは鎮守の存する場所、…

その百三十 邑楽郡大泉町古海 『長良神社』

その、高徳寺と同域内にある社の一つ。景色の一致等、話題がカブる事の多いため同域内で二つ以上の寺社に奉納してココに挙げる事と云う事は殆どないのですが。この神社、鳥居に「贈正一位 太政大臣長良神社」の文字があり、この官位で「長良」と言う名の人物は平…

拾遺 なんか、もう一度行ってみたい場所 〜青森県西津軽郡車力村(現つがる市) 『高山稲荷神社』〜

なんか吸い込まれていく・・・ 引退したおキツネ天国 どう見ても押し込み強盗、やはり引退した神像 ネコも混じっているような・・・ 今だったらもっとマシな写真が撮れそうなのに・・・。いずれ。

その百二十九 邑楽郡大泉町古海 『高徳寺七母殿 摩利支堂』

群馬に児島高徳由来の寺社があるという。岡山出身とされる児島高徳と関係する寺社が何故東国にあるのか興味を持ったため行ってみる事にした。ちなみに「邑楽郡」を一目で読む事の出来る人は隠す事の出来ない立派な群馬県人なのだそうな。 児島高徳由来という「…

その百二十八 横浜市中区根岸旭台 『瀧不動』

冬来たりなば何とやらと云いますが、これから書くのは今年の春のお話しです。そう言えばキリンジの堀込兄の曲『冬来たりなば』はやっぱり変な歌詞でクセになりそうですが、さて。 根岸線根岸駅を降りる。降舎後ふらふら歩いて湾岸の工場を遙かに眺めた話しは…

その百二十七 銚子市長崎 『西宮神社』

外川の大杉神社をお参りして、「関東最東端神社参拝、あーよかったよかった」と安心して犬吠近くの温泉の最後の客となって入浴後、なんとなしにグーグルマップで現在位置を確認したところ、なんと大杉神社の更に東に「神社」の地図記号を発見。このままでは敗北…

その百二十六 銚子市外川町 『大杉神社』

銚子市は関東地方で一番東の自治体なので、訪れたついでに関東で一番東にある神社に行ってみようと思い、銚子電鉄の終点外川駅と外川漁港近くにある大杉神社へ行ってみる。いつもの如く事前に調べたワケではないが、銚電の終点近くの神社なら恐らく関東最東…

その百二十五 鉾田市鉾田 『二十三夜堂』

何故鉾田にいるのかは忘れた。場所を調べてみると、鉾田の市街地には違いないが、既に無くなっている旧鹿島鉄道旧鉾田駅から少し離れた位置の住宅地。ますます理由がわからない。この日は確かお日様のよく当たるポカポカ陽気の日だった。日当たりの良いポカ…